今回は埼玉県新座市に拠点を構える合同会社Re様の取り組みや事業内容を取材してきたのでご紹介します。
加須の現場で実際に古民家の内装をリフォームされている様子を見学させていただきました!
事業内容はリフォーム全般
おもな事業内容はリフォーム全般で雨漏れ、シロアリ、害獣被害の再生・原状復帰などを手掛けている合同会社Re。
なかでも昔ながらの雰囲気を生かした古民家再生に力を入れている事業者でもあります。
埼玉県全域で事業を展開されており、この記事で紹介する加須の古民家再生をはじめこれまで多数の古民家を再生させてきた実績があります。
合同会社Reについて詳しくはこちら。
今回取材させて頂いた河西さん
古民家再生に力を入れている埼玉のプロフェッショナル集団
今回取材させていただいた現場は、加須市にあるこちらの古民家。
もともと農家の地主さんが住んでいた建物だったそうで母屋のほか敷地内に倉庫と離れもある立派な邸宅なのですが、リフォームに入る前の建物はいずれも老朽化が目立つ状況だったとのこと。
5月上旬の完成を目指し、現在1階フロアのリフォーム作業が進んでいました↓
古民家だからといって快適性が犠牲になることがないよう、寒暖差の大きい埼玉の気候に合わせ断熱構造を重視して床や天井まで断熱材を新たに取り入れているそうです。見えないところもしっかり考えながら施工されていました↓
アイデアが形になっていくのが面白い
アイデアが形になっていくのが面白いと語る河西さん。
丁寧に書かれた図面には、もともと和室と洋室で分かれていた部屋を1つに広げて開放感ある間取りに変更したほか、敢えて残す箇所や新しいものを取り入れつつ、うまく融合するよう考え工夫されているのが伺えました↓
もともとある空間やモノを活かすのが「古民家再生」
古民家再生は1つ1つが違っていて唯一無二の感覚があって面白いと語る河西さん。
1つとして同じものはなく、古いものをちょっとリメイクしてみせるのがカッコいいそうで、全てを新しく作り変えることはせず、敢えて古いものをそのまま残してみたり、新しい材料を使う時も、うまくマッチするように考えているそうです。
床材には天然杉を採用。
畳敷からフローリングに刷新されるが、古民家ならではの味と床材がうまくマッチするそう↓
天井の梁は敢えて見えるように天井板が撤去されていました↓
リビングだった場所の天井は昔でも珍しい漆喰塗のオシャレな天井が残っていました。
これも残しつつリフォームを進めるそうです↓
2階はまだまだこれからリフォームが始まるとのことで壁や一部の床板が撤去された状態でした。
ここからどう変わっていくのか、完成が待ち遠しいですね。
また一部の床面積を増やしたり間取り変更も行っているそうです↓
まとめ
今回は新座市を拠点に埼玉県全域で古民家再生を手掛けている合同会社Reについて紹介してみました。
いま全国で増えている空き家問題が何かと話題になっていますが、ただ取り壊すのではなく1件でも多くの古民家を再生して次の世代に受け継げたら良いですね。