今回は久喜市にある新久喜総合病院を取材してきました!
新久喜総合病院は埼玉県北東部の利根医療圏を支える、まさに24時間365日断らない病院として地域医療に欠かすことのできない存在です。なかでも日々の健康管理・健康診断を管轄している部署の新藤さんにお話を伺ってきました!
当該部署の役割
労働安全衛生法に基づく健康診断の実施や人間ドック、がん検診等業務を担っています。
当該部署には専属の保健師が在籍しており、特定保健指導を行えるほか、健康診断の結果、異常が見つかった際に院内外来、近隣のクリニック等への橋渡しまで行っているそう。
健康診断は巡回バスを使用した集団検診の企画・実施を行っているそうで、医師や看護師、レントゲン技師などを各事業所に派遣し、集団で健康診断を実施しています。中小企業、公務員や自営業者などの方は巡回バスでの健診を経験された方も多いのではないでしょうか。
また人間ドックは各健康保険組合の指定医療機関に指定されているため、久喜市、白岡市、加須市、羽生市などの地域の方は利用されたことのある方も少なくないかと思います。
巡回バスを病院で所有
新久喜総合病院では、巡回バスを病院で保有しており、年間を通して巡回を行っているそうです。
一般企業の集団検診に対応しており、受診者数20人前後から応相談との事。
とくにお盆や年明け1月~3月頃までは閑散期になる為、比較的スムーズに案内が可能となっているそうで、集団検診を検討されている企業の方はぜひ一度相談してみてください!
企業健診の際、乳がんを早期発見できた事例
過去のケースとして、企業健診の際、乳がんの検診をしたところ、乳がんの疑いのある患者を早期発見することができたそうです。このように、ひとりでも発見されると企業側にがん検診の必要性を再認識していただくきっかけにもなったそうです。
新久喜総合病院について
新久喜総合病院は、久喜IC近くにある二次救急まで対応した総合病院です。
利根医療圏を管轄しており、緊急性のある患者を24時間受け入れることができる体制を整えています。
常勤医師は87名、年間6~7千件もの救急車を受け入れています。